永代供養墓 万灯会 皇寿観音 安永山 楽法寺

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新年のご挨拶

新年のご挨拶

 

謹んで新春のお慶びを申し上げますとともに、
皆さまのご繁栄とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

昨年の夏の暑さは格別でした。皆様もこれをよく忍び、
当寺では秋彼岸万灯会に広島から被爆ピアノを迎え、
改めて平和の大切さを学んだ一年となりました。

そして又、厳しい冬を迎え樹木山草野花も風雪に耐えながら
生死を繰り返しています。

東の空の彼方から日が昇り年が明けると、誰もがそして万物が
一歳を加えます。
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その一時一刻一日の積み重ねが今を頂いているのです。

禅語に「「看脚下」という言葉があります。足元を見るということです。

暗闇を歩いていくのに灯火が何よりも頼りとなります。

その灯火とは、お釈迦様が私達をお導き下さる法(おしえ)です。

今私達に必要なことは、足もとを看ることです。つまずかないように

姿勢を低くして足もとをよく注意して歩いていくことが大切なのかも知れません。

私達が日頃無意識に行っていることは、果たして正しいことなのか?

 

 

自らの行いが、良いことか、悪いことか?常に自覚を持ち仏の行いに
沿っていくよう、日々励むことが仏道であり、お釈迦さまのみ教えなのです。

年頭にあたり気持ちを新たに、足もとをよく注意して正しい道を歩んでいきたいものです。

きのふより、後をば知らず百年の

               春の初めは今日にぞありける

 

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