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楽法寺だより春彼岸号

仏縁を 結びて春を 待ちにけり

 

 

 

新たな命が芽吹く素晴らしい季節がやって来ました。
彼岸の中日「春分の日」を「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」
と定めています。

 

天地与我同根、(天地われと同根)
万物与我一体、(万物われと一体)

 

『碧巌録』にある雪竇(せっちょう)禅師の言葉です。
分別や執着を離れて無心になれば、自分と他人を分け隔てるものはなく、
相手の気持ちになり切ることができます。この素直で清浄な心こそ、
私たちが本来備えている仏の心です。

 

自分と他人だけでなく、他のあらゆる命や天地宇宙の大自然も、
分け隔てのないひとつの大いなる命であると自覚するのが、
天地われと同根、万物われと一体の心境であります。

 

ひとつひとつの命が独立して存在しているのではなく、
人間も含めたあらゆる生き物が、大きな関係性の中で互いに
つながって生きている。

自他を分け隔てせず、敬意や感謝の気持ちを忘れずに、
互いの幸せと調和を願うおおらかな心で生活したいものです。

 

「春分の日」を真ん中にして前後の三日間を含めた計七日間は、
春のお彼岸です。春の青空のようにおおらかな心で、
お彼岸を過ごしましょう。

住 職

 

 

 

 

自利(じり)利他(りた)の行

 

 

お釈迦様は、幸せになりたければ相手を思いやりなさい。
相手の幸せを思いやってかけた言葉や行動は、必ず、あなた自身に思いやりとなって返ってきますよ
と教えられています。

 

自分と縁がある人、縁があった人、そうした人たちのために、出来るだけのことをする。
そしてさらに、自分とは直接の関わりにないけれど、自分と同じようにこの世に
生を受けたありとあらゆるもののすべてのいのちに出来るだけの施しをする。
これを、自利利他といいます。

 

利とは幸せという意味ですから、相手の幸せを思いやるままが、自分が幸せとなるということです。
生命とは儚くもろいものだから、儚くもろいものどうし、相手の苦しみ、相手の悲しみ、
相手の喜び、相手の怒りに思いを向けて、自分に出来ることはないかと考える。

自分には何もできず、結果を変えることが出来なくとも、思いやりの心を持って接する。
「利他」の行いは相手の心を喜ばせ、平安にするだけではなく、これを行う自分自身の心も
喜びで照らし、安らかな心を取り戻させてくれます。

 

 

 

 

春彼岸檀信徒各家読込供養のご案内

 

 

今年も昨年と同様に、当寺本堂にて3月21日(祝・火)春分の日午前10時より
春彼岸檀信徒各家読込供養を修行いたします。

 

この法要では、参列者と共に曹洞宗の経典修証義をお唱えし、
その間、方丈(住職)が各家の先祖代々の霊位を一軒一軒読み込んでいきます。
また、参列者に焼香をまわして共にご先祖様への感謝報恩を捧げていくありがたい法要です。
是非、この機会にご家族でお参りください。

 

3月21日(祝・火)春分の日 午前10時~ 楽法寺本堂内

 

 

 

 

 

永代供養墓「慈愛」春彼岸読込供養のご案内

 

 

◎永代供養施主家へのお知らせ◎

今年も下記の通り、楽法寺本堂内にて春彼岸読込特別供養を修行いたしますので、
ご家族・ご親戚・ご関係者各位お誘い合わせの上、是非ご出席ください。

 

日時 3月21日(祝・火)午前11時15分~ 春彼岸読込特別供養

 

場所  楽法寺本堂内
※供養後に永代供養墓「慈愛」にお参りし、
読経中に焼香をしていただきます。